しかめっ面に花見

ども。

昨日、花見行ってきました。

なんというか、ひさしぶりにあれだけ時間を気にせずに自由に動いた。

朝起きて、昼過ぎには家を出て、全部で何箇所回っただろう…

分からないほどの散りゆく桜の花びらを見つめてきた。

僕は季節行事が大好きだ。

多分、それは過去に僕とお付き合いしてきた女性あたりに聞いてもらうとよく分かる。

自分なりの何かがある。

可能な限り季節行事は実行する。

初詣に始まり…みたいな感じだ。

最近は里に帰ってないから墓参りは行ってないな。

とにかく話を戻そう。

花見だ。

毎年何があっても桜を腰を据えてみるようにしている。

花見なんてしない…という恋人がいても無理やり引っ張って連れていくくらいだ。

しかも、別にブルーシートを広げてお酒を呑むのが好きなわけじゃない。

ただ桜を見るのだ。

だから、桜が見れない場所には行かないし、

桜を見ずに呑んだくれるのは、ただの宴会としか思っていないほどだ。

まあ、ただの宴会も勿論好きだが。

また話がそれた。

おそらく僕がここまで花見が好きなのは、小さい頃に毎年行っていたからだろうか。

うちはほとんどの期間自営業だったのだが、

僕がガキの頃は親父はいつも忙しそうにしていた。

まだバブルのなごりがある頃だ、多分世間の親父はみんなそうだっただろう。

よくよく考えてみれば、僕の季節行事好きはおふくろ譲りだとも思う。

いや、親父も好きか。

とにかく親父もお袋も両方とも忙しくても

花見だけは毎年行っていたと思う。

僕の記憶が確かなら、決まって夜桜だ。

ライトアップも消えブルーシート族も続々帰る頃だから

きっと22時とかを回ったあたりだろうか。

もしかしたらもっと早かったかもしれない。

お袋が「夜桜見に行くよ」って行って車にのって観に行ってた。

そう、決まっていつも近所の弁当屋の「のり弁」か「シャケ弁」を買って行ってた。

その頃は今ほどコンビニもいっぱいなかったし、ホットスナックなんて無かったからね。

お袋いわく、しっかり食べれて経済的とか言ってたきがする。

だから何となく今でものり弁とシャケ弁を自ら頼むことはない。

なんだろ、もしかしたら特別な時に食べるものだからなのかな?

いや、もっと別のモノが単に食べたいだけか。

また話が逸れた。

とにかくあの頃見た夜桜は

ライトアップもろくにされてないのに、なんだか綺麗だった。

あの頃は姉貴は水泳の練習とかでいっつも居なかったから

多分僕の記憶が確かなら、お袋と弟と3人でだな。

何かしゃべるわけでもなく、ただモクモクと弁当を食べ、

ただ静かに桜を見て、そして帰った。

今も結局やっていることはあんまり変わらない。

ただ、あの頃はあんなにも夜桜が綺麗でキラキラして見えたのに、

なんだか最近はあの頃ほど綺麗に感じない…

いや、綺麗なんだ。桜はとても綺麗なんだ。

けれど、あの頃みたいな高揚感がない。

なんだろう。

あの頃みたいに純粋にまっすぐに桜を見れなくなってしまったのかなあ。

そういえば、よく自分の顔を毎日鏡で見ろっていう人がいる。

自分が今どんな顔をしているかまっすぐ見ろっていう人もいる。

今日の自分は、本当にその顔でいいのか?

今自分は最後の顔をしているのか?

それを確認しろという人がいる。

わかんないよ。毎日見てるんだもん。

どの自分が最高で、どの自分が曇ってるかなんて。

教えてよ。毎日見ている自分でも分からないのに、わかるなら。

けどさ、この前逢った古くからの友人に言われた。

「今回は前に逢った時よりもぐっと表情がいい」って。

解るのか…

解らないのは自分だけってことだよな。

わかんないからさ、だからしかめっ面じゃなく

笑顔を磨くしかないのかな。

抱かれたい男のナンバー入りする人たちって

なんかサラって笑うんですよね。

僕どっちかというと「くしゃっ」という感じなんですよね。

まあ、どっちでもいいか。別に抱かれたい男にランクインできそうな

ギリのラインをさまよっているわけでもないから。

なんだっけ?

よくわかんないけど、今自分が見ている

目の前にあるものが、キラキラしていることを感じられなくなったら

きっとそれがヒントなんだろうな。

キラキラしてないって思ったら

ワクワクしないって思ったら

まだキラキラするって、まだワクワクするって、

そう理解して、まだ無茶していいから

やりたいように前進した方がいいんだろうな。

今の自分は、きっと全てに対して不安なんだろう。

でもさ、そんなの今に始まったことじゃない。

今も昔もきっとこの先も、ずーっとそうなんだろうから。

来年の桜は今年よりも綺麗かな。

また会おうね。